山本周五郎受賞作「明るい夜に出かけて」

やっぱり佐藤さんの作品、

ホッとして爽やかな気分で読了しました。

深夜ラジオ放送の話ですが、

とてもリアルに書かれてて、

深夜ラジオに馴染みのない私でも、

リスナーになった気分で読めました。

それもそのはず、

著者の佐藤さん自身が大のラジオ好きで、

正真正銘のリスナーということです。

小説で使われたラジオ番組は

「アルコ&ピース オールナイトニッポン」

わ～～すみません、私聴いたことありません。

オールナイトニッポンは高校生の頃、

少し聴いたくらいです。

話の内容は佐藤さんらしく、

人と人との繋がりです。

主人公はラジオリスナーの富山くん、大学休学中です。

コンビニで一緒にバイトしている鹿沢くん

富山くんと高校同級生だった永川くん

ラジオリスナーの佐古田さん

この4人がつながって話が展開してきます。

舞台は金沢八景の周辺です。