当院では、ピルやHRTなど、ホルモン剤を飲んでる患者さんには年1回血液検査をしてます。会社健診や主婦健診をされた方には結果をお持ちいただいてます。

その結果、悪玉コレステロールが高かったりすると、食事指導をいたしますが、私の指導は厳しいのでしょうか・・・？「食べるものがなくなってしまう」と言われることがあります。

「和食にしましょう」って言ってるだけですが、やっぱり難しいですか・・・？

我が家の冷蔵庫には、牛乳なし、チーズや乳製品なし、マヨネーズなし、マーガリンもなしです。発育盛りの子どもがいると難しいかもしれませんが、夫婦二人になったら乳製品なしの生活は可能ですよ。

いろいろ意見はあるかもしれませんが、当院では脂質や乳腺への影響から、乳製品やトランス脂肪酸（マヨネーズやマーガリンなど）は取らない（または控える）ように指導をしてます。

カルシウムは小魚や大豆製品、青菜で取りましょうと指導します。例えば、煮干しの味噌汁、美味しいですよ。

煮干しだしは煮出すものだと思ってましたが、「水だし」にするとかなりGOODです。数年前に「今日の料理」に、鈴木登紀子ばあば（現在92歳）のだしの取り方が載ってました。煮干しは水に入れて冷蔵庫で寝かす。実際に、煮出すより水で寝かす方が味は抜群にいいです。

煮干しは高級な方がいいです（大きめで、形がしっかり、脂っぽくないもの）。頭と腸（ハラワタ）をとって、半分にさく、水に入れて一晩（二晩の方が味が出る感じ）寝かして、朝の味噌汁に使います。

美味しいですよ。煮干しは”カルチャン”（カルシウム）なので骨まで食べよう！お椀によそると夫や息子からは無言の抗議があるけど、ムシムシ。煮干しを食べるのが嫌だからカツオだしがいいって言うけど、カツオも煮干しもわかってないよ、彼らは。