某A医科大の入試で、

女子受験者の点数が一律に減点されてたことが

発覚しました。

これについて議論が起こってますが、

「一律減点」「秘密裡」はいただけませんね。

最初から分かっていれば、そこ受けませんから。

いろいろな見解がありますが、

「医師には向き不向きがあり、面接も含めて判断する。女子を一律に減点するのは反則だ。」

という意見が私の考えに近いかもしれません。

30年前の医学部受験での面接を思い出しました。

某B医科大学の一次試験の筆記は合格。

その医科大は授業料無料、

地域医療に貢献する医師を育てるための医科大なので、

二次試験の面接ではストレートに結婚のこと聞かれました。

「結婚のことはどう考えてますか？」

アホな私はとっさに

「結婚はしません。」と答えてました。

あ～あ、実際には高校時代に、

結婚や、仕事と家庭の両立など、

頭が狂いそうなくらいに考えてたのに・・・。

仕事も100％、家事も育児も100％したかったので、

どうすれば可能か悩んだのですが、

結論なんて出るはずもなく、

時間ばかりが過ぎるので、

考えることに蓋をして勉強することにしたわけです。

面接では女性の面接官もいたわけだし、

そういうことを素直に普通に話せば、

面接官の印象も違っていたと思いますが、

いきなり「私、結婚しません」なんて言っちゃったら、

面接官も「えっ、この子何？」って思いますよね。

実際に、少しびっくりしたようなリアクションでした。

当時はまだ19歳、

気持ちに余裕はありませんでした。

これは30年前の話、

医学部の面接に「結婚」の話が出るなんて、

今では当然タブーですね。

でも、「秘密裡」に「一律減点」することは、

「結婚」の質問よりもずっと罪深いです。