風疹は妊娠初期の女性がかかると、

赤ちゃんに難聴などの障害がでることがあるので

ワクチン接種（予防接種）はとても大切です。

風疹の免疫があるかを調べるのが「風疹抗体検査」です。

妊娠する前に十分な免疫があるかどうかを調べ、

不十分な場合はワクチン接種をして風疹感染を防ぎましょう。

以下の方は（19歳以上）、

抗体検査を無料で、ワクチン接種を3,300円で受けられます。

1. 妊娠を希望されている女性
2. 妊娠を希望されている女性のパートナー
3. 妊婦のパートナー

（※）ワクチンの接種歴が2回以上ある方は対象外です。

さらに来年度から「風疹抗体検査」の対象が拡大されそうです。

厚生労働省は30~35歳の男性を対象に、

来年度から検査費用を補助する方針をきめました。

これは、以前は風疹の予防接種が女子中学生のみ対象だったため、

男性の抗体保有率が低いためです。

予防接種は、

個人個人が抗体をもつ（免疫をつける）ことも大切ですが、

集団で免疫をもつことで流行発生を防ぐことができます。

それは、子宮頸がんの予防ワクチン（HPVワクチン）でも言えることです。

こちらは小6年～高校2年生の女子は無料で接種できます。

海外では男子も接種しているところもあるので、

将来的には日本もそうなると思いますが、

それ以前に女子の接種率を増やさないといけませんね。

子どもたちの将来を守るのは私たち大人の役割です。