月経の前になると、下腹部が張ったり、むくんだり、ニキビが増えて、胸が張る。

イライラしたり、泣いたり、怒ったり、気持ちがとても不安定になる。

月経が来たら症状が取れてスッと楽になる。

これを月経前症候群（PMS）と言います。

私も、中高校生のころは母親と親子喧嘩、結婚してからは夫と夫婦喧嘩・・・だいたい月経前でした。

PMSはどうして起こるのでしょうか？ 諸説ありますが、私は排卵後の黄体ホルモン（プロゲステロン）の影響だと思ってます。

医学的理由はさておき、動物学的には母親の防衛反応だと考えましょう。

人間も動物ですから、生殖目的で排卵します。

排卵後は、受精卵着床～妊娠継続のために体が対応します。

黄体ホルモンの作用で体温が上がります（高温期）。

攻撃的になるのは、外敵から受精卵を守るためかもしれません。

実際には、妊娠に至らないことが多いので、日本人女性は無駄な排卵をしていることになります。

妊娠の希望がなければ、排卵もその後の着床～妊娠継続への対応も必要ありません。

妊娠の希望がないのに、PMS症状に苦しむなんてバカバカしいと思いませんか？  。