今年のジェンダーギャップ（男女格差）指数が発表されました。

昨年の過去最低114位から今年は110位に上がりましたが、149か国中110位って悲しいですね。

1位はアイスランド、10年連続でトップです。

今年は医学部入試で女性に不利な操作が行われたことが問題になりました。

男女が公平に教育を受ける権利が、まだまだ不十分だったってことです。

来年は教育分野でのジェンダーギャップ指数が上がってほしいです。

それにしても、社会や経済関与の指数は低いですね。

樋口恵子さんがこんなことを言ってます。

＜税金のお金で得た高学歴を社会に還元する意識を＞

みなさんが大学で学べるのは授業料を出してくれる親御さんのおかげだが、もう一つ、感謝してほしい相手がある。・・・税金です。そこには、涙をのんで大学進学をあきらめ就職した人が納めた税金も含まれてる。そのことを忘れてはいけません。

＜1人の医者を養成するために莫大な国費が注がれている＞

私立の医科大学に通わせる場合、大学にもよりますが6年間の学費は2000万円から5000万円、あるいはそれ以上かかります。

親の負担だけではありません。大学には、莫大な国からの補助金が投入されてます。

せっかく医学部を卒業した女性が、結婚や出産で家庭に入ってしまうことは、大変な国費の無駄遣いといえます。

（「女性の活躍！応援マガジン　季刊オピニオン・プラス」より）

---------------------

このことは、医師仲間の間ではよく話題になります。

税金で医師になったのだから、社会に貢献しなければいけない。

頑張ろう！