6月22日、先週の木曜日は横浜市産婦人科医会の総会で、特別講演は「性感染症の現状とその対策」講師は帝京大学の西井修教授でした。

「梅毒」感染が増えているという記事が今年1月頃にメディアで話題になりましたが、本当に増えております。専門的な話は抜きにして、ここでは性感染症一般についてお話したいと思います。

「クラミジア」「淋菌」などは、何が問題かというと、若い女性が感染した場合、将来不妊症の原因になったり、赤ちゃんに影響を及ぼす危険性があるという点です。二重の悲しみです。

もちろん「梅毒」や「エイズ」のように生命に危険を及ぼすものもありますが、いずれも早期発見できれば予後は良好です。梅毒は薬で治療できますし、エイズは良い薬が出てきたので早く発見できれば発症を抑えることができます。

勘違いしないでいただきたいのですが、早期発見を強調しているわけではありません。何よりも予防が最も大切です。コンドームでの予防はもちろんですが、特定のパートナー以外とのセックスはダメよ××！！

それから、コンドームでは予防できない性感染症もありますからね、皆さんご注意ください。

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横浜市産婦人科医会総会/講演会の後の懇親会では「Decky & Chatta Band」の演奏がありました。産婦人科医4人のサックスアンサンブルです。