コウノドリ、昨夜は子宮頸がんと妊娠の話でした。

子宮頸がんの種類には、

扁平上皮がん（へんぺいじょうひがん）や腺がんなどがあります。

多いのは扁平上皮がんですが、

最近は腺がんが増えてきてます。

ドラマの中で「腺がんは進行が速い」と言ってましたが、

その通りです。

腺がんの特徴は、

１．検診で見つかりにくい

２．進行が速い

３．HPV18型に起因するものが多い　などです。

HPV18型は「ヒトパピローマウイルス」18型のことです。

発がん性のあるHPVは約14種類ですが、

子宮頸がん予防ワクチンでは

HPV16型と18型を予防できます。

たった2種類しか予防できないの？なんて思わないでくださいね。

16型と18型は進行が速く、悪性度が高いウイルスで、

20代の子宮頸がんの90％はこの2種類が原因です。

すなわち、ワクチンを接種すれば、

20代の子宮頸がん9割を予防できるわけです。

子宮は赤ちゃんを育てる大切な臓器です。

横浜市では、小学校6年生～高校1年生まで無料で接種ができます。

大切な子宮をがんから守りましょう。