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院長ブログ

HRTに黄体ホルモンを使うわけ

HRT(ホルモン補充療法)は更年期症状の治療で、

エストロゲンというホルモンを補充する方法です。

継続する場合は黄体ホルモンを併用します。

それでは問題です。

Q:黄体ホルモンを使うのはどうしてでしょうか?

「出血させるため」

ブ――~~、間違いです。

A:子宮体がん予防のために使います。

 

エストロゲン単独では「子宮内膜が増殖」して

「子宮体がん(子宮内膜がん)」のリスクが高まります。

そこで、黄体ホルモンを併用します。

黄体ホルモンは内膜増殖を抑えるので、

併用すれば子宮体がんの発症率は上昇しません。

 

これにも歴史があります。

1960年代から米国を中心に、

「エストロゲン補充療法」が行われ、

1975年頃から子宮体がん(内膜がん)の発生が増加し、

問題となりました。

しかし、黄体ホルモンの併用で子宮体がんが減ることがわかり、

子宮のある女性のHRTでは、

必ず黄体ホルモンも使うようになったという経緯があります。

したがって、子宮のない方は黄体ホルモン必要ありません。

HRTだけではありませんが、

自分がどうしてこの薬を飲んいるのか、

考えて使用するのがいいと思います。

 

 カテゴリー:更年期、HRT、イソフラボン  2018年09月20日

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