| ■ひまわり ピル通信 No.1 | |
| 平成11年に低用量ピルが解禁になってからピルを飲み続けています。子宮内膜症による月経痛や下腹部痛に長年悩まされてきた私にとって、ピルは救いの神でした。今日健康に仕事ができているのもピルのおかげだと感謝しています。最近の診療で感じることですが、以前に比べて子宮内膜症に苦しむ女性が増えてきている気がします。ピルは子宮内膜症の予防や治療に効果があり、ピルの普及で多くの女性が救われると確信しています。 | |
ひまわりレディースクリニック/植田 けい |
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| <ピルを勧める理由> | |
| 1.卵巣がんになりにくくなる | |
| 生涯で1.29人しか子供を産まない現代女性は、一生で450回の排卵と月経を繰り返します。これは昔の女性の10倍になります。排卵は卵巣がんの原因となるため、将来卵巣がんが増えるだろうと産婦人科医の間では危惧されています。子宮がんや乳がんは早期発見が可能ですが、卵巣がんを早期に見つけるのは非常に難しいといわれています。 ピルは排卵を抑える効果があるため、5年以上のピルの服用で卵巣がんになるリスクは60%減少し、12年以上の服用で80%減ります。この効果はピルをやめた後も継続します。 |
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| 2.月経痛の改善 | |
| 痛み止めを飲む量や回数が減ります。 | |
| 3.月経量が少なくなる | |
| 下着を汚したり漏れる心配がなくなり、ナプキンの消費も減ります。子宮筋腫や内膜ポリープで月経量が多い人も治療に使っています。 | |
| 4.ピルは経済的? | |
| 鎮痛剤やナプキン代が減るので経済的な負担はそれほど増えません。何より快適な生活が送れるならこんな安いものはありません。 | |
| 5.子宮内膜症の治療・予防になる | |
| 子宮内膜症の大きな問題は月経痛によるQOL(クオリティ・オブ・ライフ:生活の質)の低下と不妊症の原因になることです。ピルは内膜症の治療だけでなく予防効果も期待できます。 | |
| 6.月経前症候群の治療 | |
| 月経前のイライラがなくなって、気持ちが落ち着きます。夫婦喧嘩が減り、子供を叱ることも減ります。 | |
| 7.月経が順調に来る | |
| 月経が来る日が予測できるので、いろいろ計画を立てやすい。月経をずらすことも簡単にできます。 | |
| 8.ニキビの改善 | |
| ピルによるニキビ・吹き出物の治療効果は40%と言われていますが、まず半年間お試し下さい。肌がとてもきれいになります。 | |
| 9.不正出血の治療 | |
| 低用量ピルで出血のコントロールができない場合は、中用量ピル(低用量よりホルモン量が多め)で治療することもあります。 | |
| <ピル効果の理由> | |
| ピルは2種類の女性ホルモンからできています。エストロゲンと黄体ホルモンです。黄体ホルモンには子宮内膜の増殖を抑える効果があるため、内膜症の病変を縮小して月経痛を改善したり、月経量を抑える効果があります。また、排卵を抑えて、ホルモン状態を低レベルで安定させるため、ホルモンの変動が原因となる月経前症候群などの諸症状を改善します。 | |
(ひまわりピル通信 No.1) |
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