暑い日が続きますね。

のぼせ、ホテリ、ホットフラッシュの更年期には、

この暑ささはこたえますね。

HRT（ホルモン補充療法）で

快適な「幸年期」を過ごしてる当院の患者さんたちも、

この夏は一工夫が必要なようです。

Aさんは更年期症状の治療で

2年前にHRTを始めました。

もともと子宮筋腫があって、

月経量が多かったので、

早く閉経しないかな～と思っていたようです。

そして、月経がとぶようになり、

いよいよ閉経かなと感じる頃から

ホットフラッシュで眠れなくなり、

HRTをすることにしました。

更年期症状はきれいに無くなったものの、

出血量が多くて困るというので、

相談の上エストロゲンの量を半分に減らしました。

多少ホットフラッシュが再発したようですが、

出血も少量なのでAさんにとっては半分量が

ちょうどよかったようです。

ところが、この夏は暑すぎて

「ホルモン（エストロゲン）増やしました」

と言って受診されました。

実は、Aさんだけはありません。

Bさんは昨年秋にHRT卒業！なんて言ってたのに、

先日HRTを再開しました。

それでいいんです。

HRTはオーダーメイド

更年期以降の人生を快適に過ごすための

ツールの一つです。

HRTするかしないか、

どのホルモンを使うか、

どのくらいの量を使うか、

いつまでやるか、

いつやるか、

自由に決めていいんです。

HRTの生活をどんどん楽しんでください。