働くお母さん、お父さん、保育園から電話があるとビクッとしますよね。

病気でも預かってくれる保育園があったらどんなにいいかって、誰でも一度は思うかもしれません。

実際に、大きな病院では病児保育を始めたところもあります。そもそも病院って、病気の子が受診したり入院するところですから、病児をみるノウハウはあるわけです。

でも、やっぱり子どもが病気のときはそばに居たいですよね。

子どもだって、お母さんやお父さんに甘えたい。

だから、子どもが病気のときは、早退していいよ！休んでいいよ！っていう職場が素敵だと思いませんか？

私はそういう意味ではとても恵まれてたと思います。

たまたま子育ての時期に夫が研究職だったこともあり、夫の上司（教授）の理解もあり、子どもが病気の時は夫が休んでくれました。そして、夕方私が帰宅してから夫が出勤、なんてこともありました。

1回だけ夫が休めなかったことがありました。帝王切開の手術予定があったので、どうしようか悩みましたが、上司（部長）の「仕方ないよ」の一言で休ませていただきました。

患者さんからは「先生がいなかったから」と、後からブツブツ言われ、本当に申し訳ないと思いましたが、同時にチーム医療の暖かさを実感しました。

そういう経験からかもしれませんが、当院では「子どもが病気の時は休んでいいからね」とスタッフにいつも言ってます。

残ったメンバーで頑張ればいいのです。急に休んでも誰も文句言わない、お互い様。そういう職場っていいと思いませんか？