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院長ブログ
頭痛の漢方
頭痛の漢方にはいろいろありますが、
本日は呉茱萸湯(ごしゅゆとう)という漢方をご紹介します。
最近は頭痛の患者さんが増えているようですね。
頭痛外来というのもできてきましたし、
当院の患者さんでも、鎮痛剤が欲しいのでというので、
話を聴くと、頭痛に使うと答える方が多いです。
頭痛は複数の様々な要因が重なって起こるのだと思いますが、
冷えが原因の場合もあります。
体が冷えていて頭痛が起こっているのに、
鎮痛剤を使えばさらに体が冷えてしまいます。
呉茱萸湯には体を温める薬草が入ってます。
- 呉茱萸(ごしゅゆ)
- 人参(にんじん)
- 大棗(たいそう)ナツメ
- 生姜(しょうきょう)ショウガ
温めて痛みと吐き気をとる生薬の組み合わせです。
- 効能・効果には
習慣性片頭痛、習慣性頭痛、嘔吐と書いてあります。
片頭痛の多くの方は冷え症で、女性に多いですね。
発作時には吐き気、嘔吐がある人もいるので、
呉茱萸湯がぴったり効くことがあります。
1日3回服用する場合もありますし、
痛い時に頓服で効果がある方もいます。
冷え症の漢方に当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)という処方がありますが、
普段は当帰芍薬散をベースに飲んで、
頭痛が起きたら五苓散を頓服で飲むという方もいます。
呉茱萸湯は苦くて飲みにくい漢方ですが、
飲んでみて「美味しい」と思ったら体に合っているのだと思います。
クリニック概要

- 診療科目:
- 婦人科
- 住所:
- 横浜市都筑区茅ヶ崎中央50-17
C・M ポート8F - TEL:
- 045-949-2212
- 最寄駅:
- 横浜市営地下鉄線「センター南駅」
5番出口出てすぐ
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日/祝 | 日祝 |
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09:30~13:00 | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - | |
14:00~18:30 | - | ◎ | ○ | - | ○ | - | - |
休診日:月曜、日曜、祝日 ◎:火曜午後は15時からとなります。
※受付時間はお知らせ欄にてご確認ください。
※毎週火曜日午前は植田院長と谷岡沙紀医師の2診体制となります。
※土曜日は2診体制となる場合があります。お知らせ欄にてご確認ください。