月経痛の治療などで

低用量ピルやジェノゲスト（黄体ホルモン製剤）を

飲む女子が増えて嬉しいです。

低用量ピルは4週間おきに出血するタイプや、

連続して服用することで

出血をできるだけ起こさないタイプなどがあります。

出血する時期がわかれば予定も立てやすいですね。

それだけではありません。

出血日をコントロールすることもできます。

プールなどで出血時期をずらしたいという方。

7月8月は海や旅行シーズンです。

直前のコントロールは中用量ピルになります。

問題なく飲める方が多いですが、

たまに吐き気などの副作用が出る方もいるので、

普段から低用量ピルを飲んで、

出血時期をコントロールすることをおすすめします。

月経痛治療などに使われる「超」低用量ピルは

中用量ピルのホルモン量の半分以下です。

8月に出血日の調節したいという方は

早めに受診してください。

今から低用量ピルを開始すれば調節できるかもしれません。

※ただし、低用量ピルはホルモン量が少ないので、不正出血が起こることがあります。特に飲み始めの１～2シート目は不正出血が起こることが多いです。異常ではありませんが、少量の出血でも困るっていう方はご相談しましょう。

さて、ジェノゲストはどうでしょうか。

ジェノゲストは月経痛や子宮内膜症・子宮腺筋症の治療薬です。

最初は不定期に不正出血が起こることがありますが、

飲み続けると出血しなくなります。

そのため出血のコントロールも必要なくなりますね。

ジェノゲストには0.5㎎と1㎎があります。

どちらを服用するか、

年齢や子宮の状態などで個人差がありますので、

ご希望も伺いながらベストなお薬を提案させていただきます。