病気の説明や治療に、製薬会社が作成したパンフレットをよく使わせてもらってます。

キレイで可愛いし、わかりやすいからです。

特定の病気と薬の説明がほとんどですが、女性特有の疾患についてまとめた冊子をいただいたので少しずつご紹介したいと思います。

本日は「月経について」。

女性の体は約1か月に1回、卵巣から卵子を排卵し妊娠に備えます。

妊娠しなかった場合は、子宮内膜が出血をともなってはがれ落ち体外へ排出。

これが月経です。

＜月経のポイント＞

• ●月経周期は25～38日　

月経初日から11日目くらいに排卵する人がいます。そういう女性は25日周期で月経が来ます。

• ●出血する期間は3～7日間
• 月経期間が8日以上あるなら過長月経です。

少量の出血が数日続いてから本格的な出血が始まるとか、月経後に出血がだらだら続くとか、たまにはそういうこともあるでしょうが、毎月そんな状態なら婦人科で相談しましょう。

• ●出血量は20～140mL　
• 「最も多い日でも2～3時間に1回程度のナプキン交換で済む場合は正常」とパンフレットには書かれてますが、ここでいう2～3時間とは、軽い日や普通の日用ナプキンを使った場合ですね。
• 夜用ナプキンを昼間も必要なら出血が多いと思います。
• それから、血液の塊が出る場合も出血量が多いと思ってください。
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＜月経困難症＞

「日常生活に支障をきたすほどの月経痛を月経困難症と言います」と冊子には書いてありますが、

日常生活に支障をきたさなくても痛かったら「月経困難症」だと私は思います。

我慢強いことはいいことですが、月経痛は我慢してはいけません。

私は我慢して子宮内膜症になっちゃいました。

痛みは我慢しないで早めに婦人科で相談してください。

（「女性のためのかかりつけ医のススメ」ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社より引用・改変：植田の私見が入ってます）