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院長ブログ
過敏性腸症候群に「桂枝加芍薬湯」
過敏性腸症候群では便秘と下痢を繰り返したり、
しぶり腹を起こすことがあります。
腹痛と下痢で外出することがつらくなることもあります。
大腸内視鏡などの検査をしても異常が見つからず、
腸の動きの異常で起きると考えられます。
ストレスと関連していることも多いようです。
西洋医学では難治とされていますが、
漢方で症状を軽減できるかもしれません。
例えば「桂枝加芍薬湯」けいしかしゃくやくとう
お腹に膨満感があって、
下痢と便秘を繰り返す
しぶり腹の方に向いています。
甘くて美味しいです。
入っている生薬は5種類。
桂枝(けいし) 血行をよくしてお腹を温める
芍薬(しゃくやく) 筋肉の痙攣を抑えて痛みを取る
生姜(しょうきょう) お腹を温めたり、胃を丈夫にする
大棗(たいそう) 胃を丈夫にする
甘草(かんぞう) 筋肉の痙攣を抑えたり、胃を丈夫にするする
桂枝はシナモン
大棗はナツメ
生姜はショウガ
身近な食べ物や草木が入った漢方です。
通常は1日3回の服用ですが、
痛い時に頓服で飲んでも効くことがあります。
私は過敏性腸症候群ではないですが、
お腹がゴロゴロして痛かったり、
キュ~~と痛みが起こった時に
桂枝加芍薬湯を一包服用します。
そのままでもよし、
お湯に溶かしてもよし。
あら不思議、痛みが消えた。
クリニック概要

- 診療科目:
- 婦人科
- 住所:
- 横浜市都筑区茅ヶ崎中央50-17
C・M ポート8F - TEL:
- 045-949-2212
- 最寄駅:
- 横浜市営地下鉄線「センター南駅」
5番出口出てすぐ
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日/祝 | 日祝 |
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09:30~13:00 | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - | |
14:00~18:30 | - | ◎ | ○ | - | ○ | - | - |
休診日:月曜、日曜、祝日 ◎:火曜午後は15時からとなります。
※受付時間はお知らせ欄にてご確認ください。
※毎週火曜日午前は植田院長と谷岡沙紀医師の2診体制となります。
※土曜日は2診体制となる場合があります。お知らせ欄にてご確認ください。