低用量ピルは、

生理痛の治療、

子宮内膜症の予防、

月経コントロールなど、

全ての若い女性に飲んで欲しい薬です。

副作用の「吐き気」を心配する方がいますが、

全く心配ありません。

低用量化～超低用量化によって、

とても飲みやすくなりました。

1999年に日本で低用量ピルが発売になった頃は、

低用量ピルは3種類しかなくて、

私も吐き気に慣れるまで時間がかかりました。

最初の頃は気持ち悪さのため、

毎日１錠を飲むことができなくて、

36時間おきに飲んでました。

勝手に「植田式内服法」なんて命名して、

飲めない～っていう患者さんには、

36時間おきに飲んでみてってアドバイスしてました。

（注意）ただし避妊効果は落ちます。

近頃のピルは本当に飲みやすいですね。

中でも低用量ピルAとBは吐き気がほとんどないので、

当院では最初のピルはAかBにしてます。

それでもたま～～に気持ち悪いっていう方がいます。

心配ありません。

対策はいろいろあります。

１．吐き気止めと一緒に飲んでみる

２．他の低用量ピルに変えてみる。

このどちらかの対応でほぼ100％対処可能です。

皆さん、まず飲んでみてください。

自分に合わないなあ～と思ったらご相談ください。

上手く調整させていただきます。