広辞苑が10年ぶりに改訂されました。

ところが「LGBT」の説明に誤りがあるということで、

修正を検討しているそうです。

「LGBT」は性的少数派を意味するもので、

L　レズビアン

G　ゲイ

B　バイセクシュアル

T　トランスジェンダー

の頭文字を取ったものです。

広辞苑での説明で何が問題になっているのでしょうか？

ちょっと難しい話になります。

広辞苑ではLGBTの説明を、

「多数派とは異なる性的指向をもつ人々」としました。

LGBまではこの説明で間違いないですが、

トランスジェンダーは性的指向は関係なく、

自分の性に対してどう考えているかという概念です。

これを「性自認」と言います。

自分の身体の性に違和感を感じたり、

身体の性と心の性が一致しないため、

精神的な苦痛を抱えるケースもあります。

LGBTは人権にかかわることです。

なんて書くと、もっとややこしくなりますね。

「LGBTサポートブック」には

学校や医療現場でどのように対応していけばよいか、

具体例もあげながら書かれてます。

待合室にありますのでご自由にご覧ください。

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