月経は定期的に来ないといけない！って

思っている方が意外に多いです。

だから、低用量ピルで４週間おきに出血すると、

安心するようですね。

でも、皆さん、

実は月経（子宮出血）って「炎症」なんです。

実際に出血しているときに血液検査をすると、

炎症反応（CRP）や腫瘍マーカー（CA125 やCA199など）は上昇してます。

だから、出血はない方がいいんです。

悪いものが出てるなんて大間違い。

低用量ピルを飲むと出血量が減って、

全く出血が起こらなくなる方もいます。

それはそれでいいのです。

逆に、低用量ピルを飲んで痛みや経血量は減ったけど、

やっぱり痛み止めが必要とか、

血液の塊が出るという方は、

連続服用をしてみましょう。

例えば、マーベロンというピルの場合、

4列目のプラセボを飲まずに、次のシートへいく。

6週間連続して実薬を飲んだら、1週間休む。

上手くいったら、今度は9週間連続して実薬を飲んでみましょう。

普通の飲み方だと年間13回の出血が起きますが、

連続して飲むことで出血の回数が減ります。

また、ヤーズフレックスというピルは、

連続して飲むようになってます。

自由に出血の時期をコントロールすることもできます。

もちろん、他のピルでも同じことができます。