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院長ブログ

月経痛ないのに、ピル飲んだ方がいいんですか?

低用量ピルは避妊薬として開発されましたが、

月経痛の治療薬としても使います。

多くの女性に飲んで欲しい薬ですが、

月経痛もないし、

避妊する必要もない、

月経血が漏れて失敗した経験なんて一度もない。

これではピルを飲む必要性を感じませんよね。

それでも、やっぱり飲んで欲しい。

その一番の理由は卵巣がんの予防です。

 

例えば「遺伝性乳がん・卵巣がん症候群」です。

アンジェリーナ・ジョリーの告白で

一般の方にも知られるようになりました。

アンジーのように乳房も卵巣も全て摘出すれば

がんにはなりませんが、

そのような決断・実行ができる女性は限られてます。

乳がんは検診で早期発見が可能ですが、

卵巣がんは異常を早期に見つけるのはとても困難です。

症状がないので、

見つかったときには進行してた

ということは珍しいことではありません。

そのため卵巣がんは「サイレントキラー」と呼ばれます。

もちろん、年1回の超音波検査で早期に見つかるケースもあります。

 

それでは、卵巣がん対策はどうすればよいでしょうか?

低用量ピルを卵巣がん予防に使います。

 

がんの原因は遺伝子だけではありません。

排卵が繰り返されると、

それによって傷ついた卵巣の表面が修復される際に

がんが発生すると考えられてます。

排卵が少ないほど卵巣がんのリスクは減ります。

したがって、低用量ピルで排卵を抑制すれば、

卵巣がんになりにくくなります。

5年以上のピルの服用で60%、

12年以上飲めば80%卵巣がんリスクが減ります。

この効果はピルをやめた後も続きます。

(私はピルとその後のホルモン治療で、13年以上排卵を止めました。)

 

 カテゴリー:低用量ピル、月経  2018年08月28日

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