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院長ブログ

「盤上の向日葵」本屋大賞第2位

先週はこの本のせいで寝不足でした。

柚月裕子著「盤上の向日葵」

2018年の本屋大賞第2位受賞作。

「盤上」という言葉通り将棋を題材にした

ミステリー小説です。

5月6日のブログで紹介した

本屋大賞第1位の「かがみの孤城」は、

不登校の子どもたちの話でした。

<5月6日ブログ「かがみの孤城」についてはこちら>

そして「盤上の向日葵」のテーマは・・・?

 

この小説には上条圭介という

異色の経歴を持つ将棋棋士が出てきます。

彼は子どもの頃に父親から虐待を受けます。

その圭介君に手を差し伸べたのが、

教員を定年退職した唐沢さんです。

2人はある出来事がきっかけで知り合い、

唐沢さんは圭介君に将棋を教え始めます。

圭介君との交流が深まるにつれ、

父親の暴力から圭介君を救いたいと思い始めます。

しかし、当時(おそらく昭和40~50年頃)は

「よかれと思ってしたことが、裏目に出ることがある」

時代でしたし、

親権を抑える方法もなかったので、

次第に唐沢さんと圭介君の距離は離れていきます。

 

最近は虐待の話題が後をたちませんね。

私たち周りの大人は虐待を知ったとき、

唐沢さんのように親身になって対応できるだろうか・・・

そんなことを考えながら読みました。

 

それから小説は最後まで読むことが大切ですね。

最後の最後の方で、

圭介君の切なすぎる生い立ちが明らかになります。

 

私も小学校のころ、

祖父と将棋をさして楽しかった思い出があるので、

いつかまたやりたいと思ってはいるのですが、

文字で書かれた棋譜は全くイメージできません。

何百万円もするような将棋の駒があるというのも知りませんでしたし、

将棋の並べ方に伊藤流と大橋流というのが

あるというのも初めて知りました。

将棋の面白さや奥深さも十分に楽しめる小説です。

 

 カテゴリー:読書、本  2018年09月17日

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