最近、子宮体がん（子宮内膜がん）がとても増えてます。

閉経後の不正出血で受診したら子宮体がんだったということが多いですが、更年期で出血が止まらなくて検査したら子宮体がんだったということもあります。

閉経前後から増える病気なので注意しましょう。

それから、「子宮内膜増殖症」の既往がある方は特に注意してください。

子宮内膜増殖症は、単に子宮内膜が増殖しただけの良性の病気で、悪性ではありません。

しかし、放置すると将来子宮体がんが発生するかもしれません。

子宮内膜増殖症の治療には黄体ホルモンを使います。

増殖症が治ったら、次は子宮体がんの予防をしましょう。

例えば・・・

１．黄体ホルモンを定期的に内服して、出血を起こし子宮内膜を薄くする。（ホルムストローム療法といいます）

２．黄体ホルモンが付着した子宮内システムを装着する。ミレーナのことです。

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３．その他 将来のことを考えながら、治療・予防をしていくことが大切です。