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院長ブログ

生理の時に頭痛や胃痛、どうして?

生理痛といえば下腹部痛(子宮が痛い)や腰痛ですが、生理の時に頭痛がしたり胃痛が起こることがあります。

それも「月経困難症」という病気の症状です。

痛みの原因はプロスタグランジンPGという痛みの物質です。

生理の時に、子宮内膜かた分泌されて、子宮を収縮したり、頭痛や胃痛の原因になります。

痛みをとるにはどうしたらよいでしょうか?

(その1)鎮痛剤

鎮痛剤にはPG産生を抑える効果があります。

すでに作られてしまったPGの作用を抑えることはできません。

PGが産生される前に、できるだけ早く鎮痛剤を飲むことがコツです。

(その2)低用量ピル

低用量ピルには子宮内膜を薄くさせる効果があります。

内膜が薄くなると、産生されるPGが減ります。

全ての女性が低用量ピルを飲むと、生理痛が軽減または無くなります。

痛みの物質PGが減ることで、生理時の頭痛や胃痛も無くなります。

生理時の諸症状にお困りの皆さん、騙されたと思って、3か月使ってみてください。

 カテゴリー:低用量ピル、月経  2019年02月12日

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