ローマ教皇が来日してます。

「子どものような、無垢な目をしてる」と、夫が言ってました。（お会いしたわけではありません。テレビを観ての感想です。）

本当にそう思います。

長崎、広島を訪問して、本日は東京ドームでした。

それぞれの場所で演説がなされましたが、同じ内容ではないところが素晴らしいと思いました。

長崎では、「軍備拡張競争は貴重な資源の無駄遣いです。」

「世界では何百万というこどもや家族が、人間以下の生活を強いられています。」

「しかし、武器の製造や商いに財が費やされ、日ごとに武器は破壊的になっています。」

これは、他国やテロ行為にだけ言えることではありません。日本だって、武器の購入をしています。

広島では、「戦争のために原子力を使くことは、現代において、犯罪以外の何ものでもありません。」

「戦争目的でも原子力の使用は倫理に反します。」

と、戦争目的の原子力のことを批判してたのですが、今日はさらに発展した発言でした。

エネルギーとしての核利用をどう考えるか、原発廃止への理解と問題提起をした発言でした。

素直な気持ちから出てきた教皇の言葉がとてもありがたく感じました。

いつも日常の生活や仕事をこなすのに精一杯の毎日ですが、教皇の来日をきっかけに、平和と安全、子どもたちの将来を考える1日になりました。