神経質になり過ぎ・・・とも思いますが、血圧測定を気にされる方に、このような使い捨てビニールカバーをお渡ししてます。

きっかけは、医師会報に掲載されていた内科の先生のエッセイです。

「血圧計の前で、もぞもぞ躊躇している」患者さん。

どうしたんだろう？と思って見ていると、

「なんと備え付けのアルコール液を自分の腕に噴射して、それから血圧計の輪っかの中に恐る恐る腕を挿入」されたそうです。

内診台や診察台は、一人の患者さんの診察が終わったら、その都度消毒をしますが、血圧計のカフは一人ずつ交換するわけにはいきません。

そこで、気になる方にはビニールカバーをお渡ししてます。

先ほどのエッセイを執筆した内科の先生は、サランラップを使っているようです。

当院では、いろいろ考えてみたのですが、スタッフのお手伝いなしで、一人でできるように、ビニール袋の底を切ったものを使ってます。

そこまでやる必要はないんじゃないの？と思いますが、患者さんの中にはとても気にされる方がいるので、

クリニックの感染予防対策は、やり過ぎるくらいがちょうどいいと思ってます。