自分の女性ホルモン値が気になる方がとても多いです。

でも、他のホルモン、例えば甲状腺ホルモンなどと違って、女性ホルモン関連の検査値の読み方はとっても難しいのです。

◆まず、エストラジオール（E2）。

エストロゲンのことです。

月経時には10くらいまで低くなることがあります。

閉経頃と同じくらい低くなります。

排卵期には200～300くらい高くなります。

卵胞（卵の袋）から出るホルモンなので、たくさんの卵胞が育ったり、育ちすぎると、もっと高くなります。

甲状腺ホルモンなら、低ければ異常、高くても異常なので簡単です。

エストロゲンは低くても正常、高くても正常。

◆次に、女性ホルモン関連の「FSH」「LH」。

頭の下垂体から出るホルモンで、卵巣を刺激します。

これも低い時と、高い時があります。

排卵の頃に、グンと高くなります。

それから、閉経前～閉経後もFSHとLHは高くなります。

FSHもLHも、低くても正常、高くても正常です。

すみません、難しいですね。