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院長ブログ

妊娠前から体のケア

妊娠控えがささやかれることもありますが、結婚式も披露宴も新婚旅行も中止になって、いつになるかわからないから、赤ちゃんつくることにしましたという方もいます。

妊娠希望の方に必ず確認して欲しいことがあります。

風疹のチェックです。

妊娠初期に風疹にかかると胎児に影響が及びます。

自分の母子手帳などで予防接種を2回以上しているか確認しましょう。

MRワクチン(麻しん風しん混合ワクチン)か風しん(単独)ワクチンです。

どちらかを2回受けていれば大丈夫。

予防接種を1回、または受けてないという方は風疹の抗体があるかどうか検査しておきましょう。

それから胎児の神経管閉鎖障害を予防するために「葉酸」を摂取したほうがいいということは、多くの女性が知っているようです。

葉酸が入ったサプリメントを取るのもいいですね。

「風疹」と「葉酸」、それ以外にも気をつけて欲しいことがあります。

まず体重のコントロールです。

昔は妊娠中の体重増加に注意しましょうという指導がほとんどでした。

肥満があると、妊娠中の異常や出産時に異常が起こることがあるからです。

ところが最近は肥満よりもやせ女性が問題になってます。

やせた女性から産まれた子は小さい傾向にあり、将来は糖尿病などの生活習慣病になりやすいことがわかってきました。

母親の栄養やカロリー摂取が悪いと、胎児が飢餓状態になって、成人したときにメタボになりやすいと言われてます。

やせ志向は注意です。

子どもの将来のことを考えて、妊娠前から適正な体重を目指しましょう。

それからタバコはもちろん胎児に悪いことはわかっていると思いますが、妊娠してからでなく妊娠前からタバコを止めましょう。

もっと言えば、タバコは卵巣にある卵子(将来の赤ちゃんの元)を傷つけるので、吸わない方がいいです。

副流煙も要注意!

食生活も気をつけたいですね。

妊娠前・妊娠中の食事は子育ての練習と思えばいいと思います。

最後に、病気の予防と早期発見です。

かつては産婦人科を初めて受診するのは妊娠したとき、なんて言われてましたが、そんな時代は古い。

性交があったら子宮頸がん検診を受けましょう。

また、小学生や中学生であっても、月経痛があったら婦人科を受診しましょう。

月経痛のある女子は、そうでない女子に比べて子宮内膜症になりやすいと言われてます。

子宮内膜症は不妊症の原因になるので予防がとても重要。

このように妊娠前から体のケアをしていくことを「プレコンセプションケア」と言います。

これからメディアなどで「プレコンセプションケア」という言葉をみることがあるかもしれません。

 カテゴリー:妊娠、出産、産後  2020年12月10日

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