今年の冬は例年より乾燥がはげしい気がします。

かかとの皮膚がゴワゴワ、ささくれ立ってしまい、ストッキングはいたらすぐ伝線してしまいそうです。

それから体がかゆくて仕方ありません。

小さい頃は皮膚が弱かったと思います。

肘窩（肘の内側）や膝下（膝の裏側）など、柔らかいところが痒くなってジクジクしてた頃がありました。

成長するにつれて良くなったのですが、30歳で今度は全身の痒みに悩まされました。

顔は痒くならないので不思議ですね。

その痒みをとってくれたのが「温清飲（うんせいいん）」という漢方です。

1日3回しっかり内服して、すっかりきれいに治りました。

その後も温清飲は常備してます。

体の芯は温めて血流をよくして皮膚を潤す作用と、

皮膚の表面の熱をとってかゆみを取る作用があります。

ここ数日は寝る前に1包飲んでます。

すると痒みが取れてぐっすり眠れます。

このようなことをブログに書くと、患者さんから飲んでみたいと言われるのですが、効かない方もいますので過度な期待はしないでください。

とても苦いですが、私はこの味が好きで、何人か愛用している患者さんがいますが、皆さん同様に美味しいと言ってくれます。