コロナ禍の影響で外部講師による学校での性教育ができなくなったところが少なくありません。

産婦人科医による中学3年生への模擬性教育を始めた東京都も、今年度は中止になったと聞きました。

子どもたちが自宅に居る時間が長くなり、ますます家庭での性教育ができるといいなあと思っていたところ、昨年この本が出版されました。

ご案内が遅くなりごめんなさい。

すでに、新聞の書評欄でも紹介されたりしているので、ご存知の方もいると思いますが、子育てに関わる全ての大人に読んで欲しい本です。

構成はマンガで、気楽に読めるのがいいです。

女性の月経の話はもちろん、

思春期のビミョ～～な時期への対応についても、

それから

「うんち、おしっこなどを連呼するこども」

「性器いじり」など、

幼児への対応についても丁寧に解説しています。

何でそんなこと聞くの？っていう場面は子育て中には多々ありますね。

いろんなエピソードもたくさん詰まった本なので、読んでおけば心の準備はできるかも。

「どうやってママのお腹に入ったの？」

「ママから生まれたのにどうしてパパに似ているの？」

こんな疑問に対しての答え方の一例も出ています。

気になる項目だけ読んでみてもいいと思います。

絵が優しいタッチで、わかりやすい言葉で書かれているので、そのままの表現で子どもに伝えることもできます。

男の子のお母さんには参考になることがたくさんあると思います。

ママ友同士で読みまわししてもいいですね。