4年前のNHK連続テレビ小説、有村架純主演の「ひよっこ」で、「ちくわ」カレーを懐かしく思った方は私だけではないと思います。

山間部では新鮮な魚介類はないし、お肉は高いし、「ちくわ」は保存がきく貴重なたんぱく源でした。

私の出身は長野市・・・と言っても、西山地区といって、白馬に近い方です。

七二会（なにあい）という所で、1966年に長野市に合併するまでは、七二会村といわれてました。

実家には85歳の父が一人で暮らしてます。

父のことは、長野県内に住む妹と弟に任せきりで、私と一番下の妹（愛知県在住）は1年以上会ってません。

上の妹は実家と自宅、半々の生活をしてくれてます。

父の写真、グループホームの母の写真、畑の様子など、時々写真を送ってくれます。

先日は、父が作ったカレーの写真を送ってくれました。

「ちくわ」と「こんにゃく」が入ったカレーです。

こんにゃく入りカレーは初めて見ました。

子どもの頃も食べたことはありません。

父はそういう突拍子もないことをよくやります。

キュウリが入った味噌汁も、小学校の頃に初めて経験しました。

たぶん、母も祖母もいない時だったと思います。

意外と美味しかった。

西洋風でいえば、ズッキーニ入りのスープですね。

ちくわとこんにゃく入りカレーの写真を夫に見せたら

「ゲッ」と言われてしまいましたが、都会で育った人にはわからない、この懐かしさ。

父のカレーが食べたくなりました。

それを食べた妹が羨ましい。