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院長ブログ

出血しなかった血液はどこにたまるんですか?

昨日、過多月経について書きましたが、

「出血を減らす治療をしてみましょう」と提案すると、こう返されることがあります。

「(月経の)出血は悪いものを出すのだから、出血が減ったら体の中に悪いものがたまってしまう。」

出血の量が多くて困っているはずなのに、出血が減るのが不安なんですね。

そう思うのも仕方ないかもしれません。

たしかに昔は、月経血は悪いもの(毒物)だと扱われていた時代がありました。

そのため月経中の女性は隔離されてたとか。

今は科学が進歩して、月経のメカニズムもわかってきました。

月経は妊娠しなかった結果。

受精卵が着床するために作られたフカフカのベット「子宮内膜」が、妊娠しなければ不要となって剥がれて月経となります。

そしてまた、次の着床に備えて新しい「子宮内膜」が作られます。

月経は次の妊娠に備えて子宮内膜をリセットする作業です。

アレっ?何か変・・・と思いましたか?

そうですね、妊娠の希望がなければ、受精卵のためのベットも、リセットも必要ありませんよね。

それからこんな質問をされることもあります。

「出血しなかった血液はどこにたまるんですか?」

うわ~~、難しい質問ですね。

月経血の量は一定ではないんですよ。

子宮内膜が厚ければ出血は多くなるし、薄ければ少なくなる。

ホルモン治療をすると子宮内膜は薄くなって出血が無くなる人がいます。

それは正常なことです。

どこかに出血がたまっているわけではないのです。

また、治療をやめればすぐに元に戻ります。

ホルモン治療をすることで不妊症になることはありません。

むしろ、不妊症の原因となる子宮内膜症などの予防もできますから、安心してホルモン治療をしてください。

 カテゴリー:低用量ピル、月経  2021年04月16日

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