＜8月30日（水）は講演活動のため受付を16:30までとさせていただきます＞

27日（日曜日）は名古屋に行って、マンモグラフィ更新講習会と試験を受けてきました。2時間の講義の後、2時間の試験。試験は100症例のマンモグラフィを読影するというものです。目が疲れました。

試験では十分な評価をいただいたので、マンモグラフィ読影もお任せください。

さて、講義では「高濃度乳房」の話がありました。

マンモグラフィでは「脂肪は黒く、乳腺は白く、腫瘍のしこりも白く」写ります。乳腺が発達しているほど画像が白くなり、腫瘍が見つけにくくなります。

したがって、マンモグラフィは初期のがんを見つけることができる素晴らしい検査ですが、万能ではありません。

それでは乳腺が発達している「高濃度乳房」の方はどうしたらよいのでしょうか？

それについてはまだ論議中、結論は出ていません。

そのため、現段階では「あなたの乳房は高濃度です」と一律に結果説明をするのは時期尚早であるということです。

自治体によっては超音波検査（エコー検査）をすすめているところもあるようですが、確率した対応策ではありません。

難しいですね。

とにかく、検診で異常なかったらまず安心しましょう。そして毎月の自己検診は忘れないでくださいね。

＜横浜市乳がん検診について＞

当院では、マンモグラフィ検査を横浜市乳がん検診だけで行ってます。

検診日は火曜日午後と木曜午前です。

ご予約は受付け窓口で承っております。お電話でのご予約はできませんのでご協力お願いします。

但し、既に他院で触診を済まれた方は、お電話でのご予約も可能です。