もしもあの時・・・と感じる場面は度々あります。

本日は、もしもHPVワクチン（子宮頸がん予防ワクチン）を接種したらという話です。

1994年度から1999年度生まれの女子の多くはHPVワクチンを接種しました。

現在、21歳～26歳の女性です。

1995年度～1998年度生まれは70％以上の接種率でした。

すでに子宮頸がん検診では異常率が下がったというデータが出ており、将来この世代の子宮頸がん発生率は減るだろうと予想されてます。

どのくらい予防できるのでしょうか？

推計約29,000人の子宮頸がんを予防、約7,000人の命を救ったことになるそうです。

現在16歳～21歳の女子はどうでしょうか？

もしもこの世代のHPVワクチン接種率が70%以上だったら、

子宮頸がん患者数は約2万2,000人減

死亡数は約5,500人減

という計算になるそうです。