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院長ブログ

子宮内膜症 診断が遅れる原因

子宮内膜症は月経時に剥がれ落ちる子宮内膜と同じ組織が、子宮以外の場所に付着して起こる病気です。

卵巣に付着すれば、チョコレート嚢胞という血液が溜まった腫瘍となります。

私もチョコレート嚢胞、子宮内膜症で辛い30代を過ごしました。

子宮の周りの腹膜に付着して、腸管、膀胱へ浸潤することもあります。

肺にできることもあります。

不妊症の原因になったり、痛みによるQOL(生活の質)の低下が問題です。

子宮内膜症があることで、その女性の人生がマイナスになることもあるのです。

早期発見、早期治療といっても、子宮内膜症は診断が遅れることがほとんどです。

それは次のような理由からです。

1.生理痛があるのに、自覚がない、これが普通だと思ってる。

子宮内膜症の主な症状は生理痛ですが、多くの女性が生理痛があっても当たり前だと思っています。

私もそう思ってました。

実はそうではないんですね。

生理痛はないのが普通、あるのは異常なんです。

2.検診を受けて異常ないと言われると、生理痛があっても、これが正常だと思ってしまう。

検診は、子宮頸がんを調べる検査です。

内診などもしますが、大きな筋腫とか、卵巣腫瘍がなければ「異常なし」と結果は返却されます。

3.婦人科を受診しても、超音波検査などではわかりにくい。

初期の子宮内膜種症は、超音波検査やMRI検査では異常を認めません。

生理痛のある女子に腹腔鏡検査をしたところ。3分の2の女子に子宮内膜症が見つかりました。

ですから、生理痛があったら子宮内膜症があるかもしれないと思って治療して欲しいです。

手遅れにならないように。

 カテゴリー:子宮内膜症/子宮腺筋症、子宮筋腫  2021年09月22日

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