日本人の平均の閉経年齢は50歳ですが、

それよりも早く閉経してしまう人、遅い人、閉経の時期は人それぞれです。

初経の年齢も個人差があるように、閉経の年齢も様々です。

初経が早かったから閉経が早い、初経が遅かったから閉経も遅い、というわけでもありません。

1年以上子宮出血がなければ閉経です。

ですから、最終月経（出血）から1年経たないと、閉経かどうかわかりません。

血液のホルモン検査をすれば、閉経が近いかどうかわかりますが、閉経の時期を予測することはできません。

閉経の閉経は50歳ですが、55歳になっても生理が順調にあるという方もいます。

58歳でまだ時々出血するという方もいました。

がんによる出血だと困るので、子宮頸がん検査に加えて、子宮体がん検査と超音波検査もします。

異常ありませんでした。

「この年でまだ生理があっていいのですか？」

「この年で生理があるなんて、恥ずかしいです」

という方がいますが、

全然そんなことありません。

閉経が遅い方が、骨粗鬆症になりにくいし、いいじゃないですか～。

とお話すると、

「それもそうですね」

と安心してくださいます。

もちろん、がんやポリープなどによる出血ではないことはしっかり確認します。

また、それ以外に、子宮・卵巣に異状がないことも超音波検査で確認します。

異常なければご安心ください。