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院長ブログ

低用量ピルは黄体ホルモンが主役!

<9月28日(木)は講演活動のため植田不在となります。外来は金子医師が担当しますので、ご理解ご協力のほどよろしくお願いします。>

低用量ピルは、

2種類の女性ホルモン「エストロゲン」と「黄体ホルモン」

が配合されたホルモン剤です。

昨日、低用量ピルは黄体ホルモンが主役!と書きましたが、

それについてもう少し詳しく説明しますね。

 

ピル開発の歴史は1950年代までさかのぼります。

「妊娠中に排卵が起こらないのは、

黄体ホルモンが大量に分泌されているからに違いない」

と考えた研究者が、

黄体ホルモンを使った避妊薬の開発を始めました。

ところが、不正出血が起きやすかったり、

排卵を抑える効果が今一つでなかなか上手くいきません。

たまたま研究中にエストロゲンが不純物として混ざってしまい、

怪我の功名とでも言いましょうか、

黄体ホルモンにエストロゲンを配合すると、

不正出血の副作用がなくなり、

避妊効果もアップすることがわかりました。

そこから「エストロゲン」と「黄体ホルモン」の配合剤=ピルの開発が進みました。

避妊薬は健康な女性が長期間飲むものですから、

安全でなければなりません。

改良や低用量化により、現在の低用量ピルが作られました。

避妊薬として開発された低用量ピルですが、

月経痛の治療薬としても大活躍中です。

長い開発の歴史をもった低用量ピル、

ピルの恩恵が多くの女性に行き届くことを願ってます。

 

 カテゴリー:低用量ピル、月経  2017年09月27日

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