お問い合わせ・ご相談はお気軽に

横浜市都筑区茅ケ崎中央50-17
C・Mポート 8F

tel.045-949-2212
ひまわりレディースクリニック
電話をかける
横浜市都筑区茅ケ崎中央 50-17 C・Mポート 8F
  ▼ MENU

院長ブログ

低用量ピル 出血がないんですが大丈夫ですか?

大丈夫です。

低用量ピルを使って出血が増えるのは異常ですが、

出血が減ったり、無くなることは異常ではありません。

むしろ良いことだと思ってください。

低用量ピルを飲むと卵巣が眠った状態になり、卵巣からはホルモンが出ません。

その代わりに、ピルに入っている女性ホルモンが子宮を刺激します。

 

女性ホルモンには、エストロゲンと黄体ホルモンの2種類がありますが、

ピルにはこの二つがバランスよく配合されています。

そのため、子宮への刺激が減り、子宮内膜が薄くなります。

 

子宮内膜が薄くなると、どんな良いことがあるのでしょうか?

出血量は子宮内膜の厚さに関係します。

だから出血量が減ります。

出血がなくなることもあります。

 

月経痛の原因となる痛みの物質は子宮内膜で作られます。

子宮内膜が薄くなれば、痛みの物質も減ります。

 

子宮内膜が薄くなって出血量が減れば、

卵管を通って腹腔内(お腹の中)に流れる「逆流血」も減ります。

逆流血は子宮内膜症の原因になるので、逆流血が減れば子宮内膜症になりにくくなります。

子宮内膜症は不妊症の原因になるので、ピルを飲むと不妊症の予防にもなります。

うそのようでホントの話です。

 

そういうわけで、出血は少ない方がいいし、ない方がいいのです。

ただし、避妊目的でピルを飲まれる方は、出血があった方が妊娠してないと安心できるという方もいます。

そういう方は、ピルの種類を変えることもできます。

ご相談ください。

 カテゴリー:低用量ピル、月経  2020年10月26日

クリニック概要

地図

Googlemapはこちら  >

横浜市営地下鉄「センター南駅」の改札口を出て、
エスカレーターを下り、
5番出口右1つ目のビルCM-PORTビル8Fです。

ひまわりレディースクリニック
診療科目:
婦人科
住所:
横浜市都筑区茅ヶ崎中央50-17
C・M ポート8F
TEL:
045-949-2212
最寄駅:
横浜市営地下鉄線「センター南駅」
5番出口出てすぐ
診療時間 日/祝 日祝
09:30~13:00
14:00~18:30

休診日:月曜、日曜、祝日 ◎:火曜午後は15時からとなります。
※受付時間はお知らせ欄にてご確認ください。