妊婦さんはコロナワクチンをうてるの？

はい、接種できます。

これから64歳以下の接種が始まりますが、妊婦さんも接種が可能です。

妊婦さんのワクチンといえば、インフルエンザのことを思い出します。

妊娠中にワクチンをうつことは、私が産婦人科医になった30年以上前にはなかったと思います。

しかし、妊娠中にインフルエンザに罹患して重症化する症例があり、妊婦さんのインフルエンザワクチンが始まりました。

最初は中期以降の接種が推奨されてましたが、安全性が蓄積され、また妊娠初期に感染した場合のリスクも考慮し、現在では妊娠初期からインフルエンザワクチンを接種できます。

コロナワクチンも同様です。

海外ではすでに多くの妊婦さんへの接種が行われてます。

日本産科婦人科学会などから「妊産婦のみなさまへ」という文章が出されました。

「新型コロナウイルス（メッセンジャーRNA）ワクチン」というのは、ファイザー社とモデルナ社のワクチンです。

いずれも注意が必要な人として、「妊娠中、又は妊娠している可能性がある人、授乳されている人は、接種前の診察時に必ず医師へ伝えてください」となっていますので、

あらかじめ健診先の医師に接種の相談をしておきましょう。

接種してよいと言われていれば、その旨を接種会場の問診医に伝えて、接種を受けてください。

詳細はこちらからご覧いただけます。

【タイトル】新型コロナウイルス（メッセンジャーRNA）ワクチンについて
(妊産婦のみなさまへ)