小説「神様のカルテ」をご存知ですか？

映画にもなりましたね。

作者は信州大学医学部出身の医師、夏川草介さんです。

まあ、私の後輩ってこと・・・ですね。

（なれなれしくてすみません。知り合いではありません。）

現在も長野県で医師として働いてます。

今年の4月にコロナ診療の最前線を描いた小説「臨床の砦」を出版されました。

夏川さんは「政治に対する関心は薄いほう」だったようですが、今回の感染拡大に黙ってはいられなかったのでしょう。

朝日新聞にインタビュー記事が載ってました。

有料サイトなのでURLをご紹介できないのが残念です。

五輪に関しての見解は私と全く同じでした。

「いつ中止が発表されるか」と思っていた。

「一番の驚きは、菅義偉首相や小池百合子東京都知事らが、五輪開催と新型コロナウイルスの感染拡大の関連を否定したことです。」

全くその通りです。

酸素ステーションを作るとか、治療の拠点を作るとか言ってますが、箱を作っても、そこで働く医師・看護師が確保できなければ機能しません。

最前線で頑張っている現場の医療者の疲弊が顕著です。

夏川さんも「さすがに疲れてきています。よく耐えていると思いますが、感染症病棟の看護師たちはそろそろ厳しいです。」と言ってます。

やっぱり政治が変わらないと人々の安全は保障されない。

政治のトップに誰がなるかですね。