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院長ブログ

HPVワクチンを検証する

HPVワクチンを検証する

~自信を以て伝えるべきこと!~

 

1週間前に仙台で日本産科婦人科学会がありました。

13日(日)最終日にHPVワクチンの講演があったので、

その内容をご紹介します。

 

HPVはヒトパピローマウイルスのことで、

子宮頸がんの原因ウイルスです。

一生のうち80%の女性が感染すると言われていますが、

感染しても9割は自然に消失し、

持続感染した場合に子宮頸がんに進行する可能性があります。

ですから、

もちろん私も子宮頸がん検診をしています。

 

オーストラリアでは前がん病変5割減

女子も男子もHPVワクチンをしているオーストラリアでは、

子宮頸がんの前がん病変(異形成)が、

4年で5割減ったそうです。

また、フィンランドでは、

7年間のHPV関連がん(*)の発症が、

HPVワクチン接種者では0件だったそうです。

(*)HPV関連がん:子宮頸がん、肛門がん、陰茎がん、喉頭がんなど

 

POTS(体位性頻脈症候群)

POTS(ポッツ)という疾患があります。

「起立時に心拍数が急上昇してめまいや失神などの症状があらわれます。」

「米国では男:女比はおおむね1:4で、15歳~50歳の女性に発症しやすいと言われています。」

「妊娠、手術、身体的精神的外傷、感染症後の発症がしばしば見られ」るそうです。

POTSの症状は、

  • 起立不耐(立っていられない)
  • 目がぼやける
  • 立ちくらみ、めまい、失神
  • 動悸
  • 頭痛
  • 集中力の低下
  • 疲労感
  • 胃腸障害(吐き気、腹痛、腹部膨満感、便秘、下痢)
  • 息切れ
  • 頭部・頸部・胸部の不快感
  • 脱力
  • 睡眠障害
  • 活動困難
  • 不安感
  • 四肢の冷えや痛み などです。

以上、POTSのHPより

HPVワクチンの副反応と言われてきた症状が、

POTS(ポッツ)かもしれません。

POTSの治療は、

薬物治療もありますが、

病態によっては有酸素運動がよい場合もあるようです。

 

女性の将来を真剣に考えてる医師や関係者によって、

HPVワクチンの安全性や効果が明らかになってきました。

定期接種なので、

小学校6年~高校1年生までは無料で接種ができます。

当院でも接種を受けつけてます。

 

 カテゴリー:がん(予防、検診、治療)  2018年05月21日

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