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院長ブログ

「ちいさな大きなたからもの」特別養子縁組について

特別養子縁組について書かれた話題の本です。

元宝塚歌劇団の瀬奈じゅんさんと、舞台俳優の千田真司さんが、特別養子縁組で男の子を家族として迎えた話です。

不妊治療でなかなか妊娠できなかったことから始まり、特別養子縁組のことを公表するまでに至った話まで、二人の素直な気持ちが飾らずに表現されています。

瀬奈さんと千田さんが交互に執筆して、話が進んでいきます。

養子縁組について書かれたものはたくさんありますが、堅苦しい文章のものが多い中で、この本はとてもわかりやすく書かれてます。

お二人とも、特別養子縁組について理解を広める活動をされているからだと思いますが、読み手が疑問に思うだろう内容についても詳しく説明されています。

自分の子どもでない子を育てるってどういう感じでしょうか?

千田さんは、チャイルドマインダーという資格を取り、ベビーシッターをした経験から、「育てられないと思う子はひとりもいない」と思ったそうです。

「もし、何かの事情で育ててくださいと託されたとしても、『僕はきっと育てられるだろう』そう思いました。」

「自分の子ども、他の人の子ども、というところに大きな溝はない気かしました。」

といいます。

特別養子縁組は子どものための制度です。

説明会に行くと、それが何度も強調されるため、二人は随分と悩んだようです。

子どもが欲しい、子どもを育てたい、親になりたいといいう大人の気持ちは「自分たちのため」であって、エゴなのだろうか?と・・・。

「それでも、何度でも言います。

『パパとママは、あなたと家族になれて幸せだよ』

『あなたがいてくれることが、パパとママの喜びだよ』

『あなたをずっと愛しているよ』と」

「特別養子縁組は、子どものための制度であると同時に、親も子どもも、お互いに幸せになれる制度なのだと感じています。」

悩んで、悩んで出た結論です。

二人の優しさと、家族の温かさがつまった本です。

読み終わってホットできる本です。

是非、皆さんお読みになってください。

 カテゴリー:子育て、思春期 , 読書、本  2020年03月26日

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